【ヴェールドエクラ】~とちのきユニットの日常風景~
仙台市太白区にある特別養護老人ホームヴェールドエクラの広報担当です。
本日は、当施設の「とちのきユニット」から、心温まる日常の一コマをご紹介いたします。
当施設は、仙台市内でも自然に囲まれた落ち着いた環境の中で、ご利用者様お一人おひとりの個性や生活スタイルを大切にした**ユニット型特養(特別養護老人ホーム)**です。
今回は、表情豊かでいつも明るく、職員もつい笑顔になってしまう、そんな素敵な男性のお客様との日常をお届けいたします。
先日は母の日でした。多くのお客様のもとに、家族から愛のこもった花束やプレゼントが届き、ユニット全体がやさしい雰囲気に包まれていました。
そんな中、とちのきユニットのある男性のお客様が、他のお客様に届いた色とりどりのお花をじっと見つめ、「奇麗だね~」と優しい声でつぶやかれました。
その表情はまるで春の陽だまりのように穏やかで、見ていた私たち職員もつい笑顔になってしまいました。
そのお花はカーネーションやバラをはじめ、季節の彩りを感じさせる素敵なアレンジメント。
お客様は、花のひとつひとつに目をやりながら、懐かしい思い出を思い返しているかのようでした。介護の現場において、こうした自然な感情の動きや交流が、何よりも大切だと日々実感します。
この男性のお客様は、普段から職員とのやりとりの中で、ユーモアを交えてお話してくださる方です。
「今日は楽しいね」「お花を見ると気分が明るくなるね」などと、穏やかな言葉をかけてくださることで、ユニット全体が和やかになるのです。
仙台の自然と心地よい環境の中で、こうした日常を積み重ねていけることが、私たちの誇りでもあります。
**特養(特別養護老人ホーム)**の仕事は、介助や見守りといった表面的なサポートだけでなく、お客様の人生に寄り添い、感情を分かち合うことも大きな役割のひとつです。
太白区にある私たちの施設では、日々の小さな出来事にこそ、介護の本質があると考えています。
このような「奇麗だね~」という何気ないひとことが、介護職員にとってはかけがえのない宝物です。
とちのきユニットでは、これからもお客様の表情や言葉にしっかりと耳を傾けながら、よりよい生活環境を提供してまいります。
仙台市太白区で特養・介護施設をお探しの方、またご家族の入所先を検討中の方は、ぜひ一度特別養護老人ホームヴェールドエクラへご相談ください。
見学も随時受け付けておりますので、スタッフ一同、皆さまのお越しを心よりお待ちしております。
2025.05.15
社会福祉法人緑愛会
特別養護老人ホームヴェール・ド・エクラ
仙台事業付き 及川利直