丹野 浩平
丹野 浩平

人と人をつなぐことで
より良い介護を提供したい

丹野 浩平

相談課 / 生活相談員

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丹野浩平

社会福祉士を目指して

 高校生の頃は将来何をしようかなど、明確な目標を持っていなかった私ですが、いざ卒業を控える時期になると、大学案内などを見ては今後の進路について考えるようになりました。そのとき、資料に載っていた「社会福祉士の資格が取れる!」というフレーズに惹かれ、一体どんなことをする仕事なのか調べてみたのです。すると社会福祉士とは、福祉や医療に関しての相談援助をする、人と人とを繋ぐ仕事なのだと知り、なぜかそこにとても興味を持ちました。
 その後、地元山形県の大学に進学して社会福祉士の資格を取得した私は、卒業と同時に新卒としてこの『サンタウン松園』へ入職。山形にも福祉施設はありますが、県外で働きたいという思いが強く、広い範囲で入職先を探した結果、ほどよく発達した都市柄と施設の規模的にも、ここで働きたいと考えたのです。

私の仕事は、人と人をつなぐこと

 私は生活相談員として、入居を希望されているお客様のご家族様からの依頼を受け、受け入れ側である施設との調整や、諸々の手続きなどをアシストする仕事をしています。そのために、お客様の状態や傾向、ご家族様の希望や意向などをきちんと汲み取り、それを現場の介護職に正確に伝えて、双方に納得していただいたうえで入居まで進めさせていただいています。私のやり方次第では、入居後にお客様が快適に過ごせるかどうかが変わってきてしまうと思えば、毎回プレッシャーを感じる仕事ですが、だからこそうまくマッチングできたときは本当に嬉しいと感じます。個人的には、“まるで仲人のような仕事だなぁ”なんて考えています。

現場を知り、最高の介護を目指して

 私の場合は、大学で社会福祉士養成課程を経たものの、介護職の仕事のことを何ひとつ知らずに入職したので、最初はとても苦労しました。と言うのも、介護職未経験の私は、お客様の入居の是非を判断するうえで、介護の現場ではどんな情報が欲しいのか、また、お客様のご家族からはどのような情報を聞き出せばいいのかが分からなかったのです。ヒアリングの仕方にもよるのでしょうが、そのコツを身につけるまで時間がかかりました。働きはじめてそろそろ3年目になりますが、今でも100%というものではなく、その都度勉強しているという状態です。
 生活相談員は施設の窓口として、最前線でお客様とそのご家族様とのやりとりをするのですから、とてもやりがいがある仕事です。これからも職場内でのコミュニケーションを取り合いながら、スキルアップしていきたいと考えています。

学びとやりがいが多い仕事

 生活相談員には、ご家族様とのやりとりもそうですが、施設内だけで完結するものだけではなく、地域にある他の施設や病院などとの連携も求められています。ある種、介護福祉サービスにおける、ありとあらゆるやりとりと調整役を担っているのです。そのやりとりを潤滑にしていくためにも、同じ介護に関わる人に、私という人間がここサンタウン松園にいることを知ってもらいたく思います。そして、「丹野さんに相談すれば、きちんと対応してくれるはず」と、言ってもらえる人材になりたいです。
 私たちの仕事に興味を持って、入職を希望される方がいらっしゃるなら、サンタウン松園は施設の規模が大きく、たくさんの業種の方と関われるので、その分覚えることも多いですがとてもやりがいがある職場だと伝えたいです。そして一緒に、最高の施設を作れたらいいですね。