柴田 健一
柴田 健一

介護にはゴールがないから
常に上を目指していきます

柴田 健一

看介護部介護課 / 介護職

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柴田健一

サービス業を極めたい。
それが入職動機です。

 もともと小売販売のサービス業に従事し、店舗を任せていただけるなど、ある程度のキャリアを積んできた私は、サービス業こそ自分の天職と考えるようになりました。しかし、当時働いていた店舗では、お客様に商品を買っていただくことがゴールであり、それ以上はありませんでした。では、サービス業を極めるにはどの業種がいいかを考えたとき、介護職こそ究極のサービス業なのではないかと考えたのです。
 転職したのは35歳のとき。地元、秋田県の施設に入職し、介護福祉士の資格を取るために3年間勤めました。それは同時に、厳しいとされる介護の現場で、自分が続けられるかを試す期間でもありました。資格取得後、さらに介護の道へ進むため、実家にもすぐ帰れる距離で、また、介護職向けの勉強会が盛んな仙台へ。グループ内外での研修が充実している、『緑愛会』への入職を決意したのです。

ひとり一人に寄り添う介護を目指して。

 現在は、看介護部介護課の副主任として、看介護の現場で働いています。そして、副主任として同じ課のメンバーとより良き看介護を目指し、手探りですが仕事に励んでいます。一方で、できるだけお客様に合わせたケアを行う『パーソナルケア』を、施設の標準的なモデルにしていこうという動きがあり、私もその立ち上げメンバーのひとりとしての業務に携わっています。
 パーソナルケアとは、お客様がそれまで歩まれてきた生活に近い環境での、介護を試みようとするもの。ひとり一人のトイレや睡眠などのベースを掴む必要があり、その上でお客様に対しての一番良いケアを導き出し、実施するものです。これは、はじまったばかりの試みなので、まだ何を実践しているかなど具体的なことはお答えできませんが、施設の介護レベルの向上と自分のスキルアップにもなると信じ、早急な確率を目指しています。

ゴールがないこと。それが、楽しい。

 私はお客様に対し、人生の先輩としていろいろ学ばせていただきたいという気持ちで接するようにしています。その気持ちで毎日皆さんに声がけと挨拶を続けていると、自分のことを認識してくれるようになり、ある朝「おはよう」とお客様から言われるようになったりしますが、“やったぁ!!”と声をあげそうになります。お客様の身体や思考の状態は日々違うので、そのときどきの歩幅に合わせながら介護をさせていただきたいと考えています。
 なかには、「家でひと言も喋らなかった親父が、柴田さんの前では歌うの!?」なんて、驚かれるご家族さんもいますが、そんなときは信頼していただけたのかなぁと嬉しくなります。介護は相手のことを思いやり続ける仕事です。到達点がないからこそ面白く、たくさんのお客様と日々接すること自体が、私のやりがいになっています。

介護って楽しい!
そう言われる仕事にしたいです。

 究極のサービス業は何かと考え、私は介護職を選びました。この仕事は、とにかくやりがいと、また、楽しさに溢れています。でも、一般的には介護職は辛いとか、汚いとか、思われている部分がまだまだあるので、そんなイメージを払拭できるようなモデルを、ここオー・ド・エクラで作りたいと思っています。
 そのためにも自分自身が、介護のエキスパートになり、いつかは指導する側として、介護を志す後進の皆さんを育てることができれば。ここ、オー・ド・エクラにきていただけたら、介護未経験でも、0から教えてあげたいです。ここは教育制度も整っていますから、安心してください。現に、経験値0からスタートした私も、ここで経験と実績を積み、少しずつですが夢に近づいています。お客様から、「ここにきて良かった」と思われるような施設を、一緒に作りあげましょう!